日本VSアルゼンチンを見た感想をだらだらと書いていきます!
みなさんこんにちは!
いよいよ世界バスケが始まろうとしていて日本代表の親善試合をバスケットLIVEで見れることで初めてソフトバンクにしてよかったと思っているてぃーやです。
さて世界バスケが中国で開催されますが開催が本当にあと一週間に迫ってきましたね。
そこで昨日行われました日本VSアルゼンチンの試合を見ましたのでその感想を今回記載していこうと思っています。
日本(48)VSアルゼンチン(5)
日本からすれば圧倒的に格上な相手で仮想敵としては17位のトルコをおそらく想定しているのだと思います。
またアルゼンチンサイドとしては同グループの32位の韓国を想定しているのだと思われます。
まず試合結果としては
日本93-108アルゼンチン
1P 23-30
2P 53-56
3P 77-83
4P 93-108
でした。
展開としては非常にトランジッションが早い展開が多くアグレッシブなバスケットで見ていて非常に面白かったです。
格上相手にホームとは言え3ピリオドでは一時逆転まで行きましたので世界バスケでは強豪相手に非常に競るゲームを展開してくださるのではないかと期待を抱きました。
チームとしては親善試合ということも含めてなるべく選手交代であったりゾーンディフェンスであったりあらゆることを想定しているプランニングだと感じました。
チームとしての評価
敗戦を喫しましたが格上相手に良い試合を展開してくれました。
個人的に選手の総評を行います。
No.7 篠山選手
川崎でのプレーそのままで前線からの激しいディフェンスは非常に相手に圧をかけていました。ただそのアグレッシブさから審判の特徴もまだはっきりしないままに1ピリオドで2ファウル取られてしまったのは非常にもったいなかったと思います。
ラマス監督のプランも少し崩れてしまったのかもしれません。
そのせいか篠山選手がベンチに下がってから相手の7番のポイントガードのカンパソ選手に面白いようにカットインやパスアウトなど自由に試合をメイキングされてしまったのは非常にもったいなかったと感じました。
ただコートに戻ってきてからの3ピリオドと4ピリオドのゾーンディフェンスでひたすらチェックに走り回るFor the teamの精神は非常に素晴らしかったです。
No.18 馬場選手
とにかく縦に早い!
これに尽きます。ハーフラインからドリブルでゴールしたにアタックするプレイであったりセットオフェンスで外から射抜いたり、ディフェンスが間を詰めてきたら迫力のあるカットインを披露していました。
おそらくサマーリーグでの経験が非常に良かったのだと思います。
ミドルの調子も良さそうだし、スリーも良いしこの大会に賭ける気持ちが伝わってきました。
No.12 渡邊選手
攻守においてピンチの時に活躍するといった印象で少し大人しかったかなといった感じでしょうか?チームのバランサーといった感じです。ただ随所に見せるカットインであったり、速攻での篠山選手からのパスをもらってボースダンクはさすがNBA選手だと思わしてくれました。個人的に1番印象に残っているのが、何気ないけれども3ポイントのキャッチアンドシュートのスピードが非常に早いということです。左利きということもあって相手からしたら非常に止めにくい印象を受けました。
No.8 八村選手
チーム最多の23得点をたたき出しました。横に振ってからのワンドリからのジャンプシュートに惚れました。w
ポストプレイも厭わない体の強さを持っていて力強い印象があるのとそれに対して、繊細な3ポイントも打てる内外をこなせるプレイヤーです。
日本のエースとして世界バスケは初め、ワシントンでも期待します。
ただあえて個人的には終盤の競る展開でフリースローを連続で落としてしまったのが非常にもったいないところだったので本大会までにはきっちりと合わしてくれると思います。
No.22 ニック・ファジーカス選手
川崎でのプレーもさることながら意外と外から打つシーンが非常に目立った印象でした。中には八村選手がいることも関係していると思うのですが、あまりポストを張るといったプレイが見られませんでした。ただオフェンスリバウンドを取得してからのゴール下でのシュートのうまさは相変わらずうますぎて笑っちゃいました。
日本はゴール下が永遠の課題なのでファジーカス選手が大暴れしてくれることに期待します。
No.24 田中選手
外の率も非常に良い・カットインも非常に早い・アグレッシブになんでもこなす便利屋として非常に良かった印象です。特に個人的にはカットインが非常に有効的でまさに切り刻むといった表現で間違いはないと思います。
非常に良い点が多かったのですが、普段のアルバルクとの役割が代表と違うこともあると思います。少しポイントガードとして苦戦していたと思います。
器用にこなしていましたが、篠山選手がいない時間が非常に課題だと感じました。
No.15 竹内選手
印象が全く違った選手ナンバーワン!w
チームのために体を張るゴール下の番人といった感じです。
スクリーナーとしてオフェンスを活性化するのももちろん、選手のカットインに合わせてスペースを確保するためのスクリーンなど非常に偏差値の高さを見せてくれてさすがベテランといったところでしょうか。
上記の選手は非常に攻守において存在感を発揮していました。
他にも比江島選手であったり安藤選手など出場機会を得ていましたが、どうしても上記の選手に比べるとやや大人しい印象しかありませんでした。安藤選手は外のシュートに期待されているのですがなかなかアテンプトに行かなかったのが非常に残念です。
比江島選手も上記の田中選手と同様にポイントガードとしての役割に徹しているのか無難な立ち回りにもかかわらず、少しばかりミスが目立ってしまったといったところでしょうか?親善試合はまだありますのでなんとか修正していただければと思いました。
采配に疑問が少しあるとすればベンチに入っているベンドラメ選手は使わないのかということです。せっかくの試合なので本職のベンドラメ選手を使っても面白いと思ったのですが、ラマスが思いの外ベンドラメ選手を信用していないのか、コンディション不良なのかわかりませんが少し疑問に思いました。
ここでアルゼンチンのピックアップ選手を記載します!
No.7 ファクンド・カンパソ選手
身長は179cmと篠山選手とさほど変わらない身長なのですがとにかく視野が広い印象です。クリス・ポールのようなハンドリング力とパスセンスが光っていました。
この選手にかき回されていたのでピックアンドロールなどチームとしての対応力が問われると感じました。
No.9 ニコラス・ホセ・ブルシノ選手
特に何か突出したものがあるかと言われればはっきりとしないのですが、カットインのタイミングや合わせるタイミング、走り出しの速さなどゲームをよく力が非常に高いと感じました。またフリーでのスリーポイントは高確率で沈めてきて、世界の強さを実感しました。
No.4 ルイス・スコラ選手
ロケッツやサンズで活躍していた印象があるスコラ選手なのですが当時は長髪のイケイケな感じのにーちゃんだと思っていたのですが39歳になり髪の毛に白髪が混ざっていて、えらいベテランおるなという印象しかありませんでした。名前を見たときはびっくりしました。外も打てる・ポストでは体の強さから押し込んで柔らかいタッチのシュートを披露するなどその技量はまったく衰えていませんでした。
さすがは元NBA選手だと感じました。
個人としては非常に光る選手が多かったのですが、相手は格上のアルゼンチンで特にピックアンドロールの使い方が非常に上手かったです。
そのままカットインされるケースもあればスイッチするのかどうかというコミュニケーション不足からスリーポイントを決められてしまうシーンも多々見受けられました。
この辺は強豪と対峙する時には必ず使われる戦法であるので今回の課題としてはここの守り方というのが今後の課題となるはずです。
これから世界バスケまでドイツ戦・チュニジア戦とありますので引き続き注目して見ていこうと思っています。
現場からは以上でーす!