世界バスケ第二戦!日本VSチェコの試合をレビューします!
みなさまこんにちは!
昨日栃木時代の同僚と大阪で会って焼く肉に行ったのですが、ずっと関東でしか会っていなかったから関西で会うことに対して非常に新鮮で、昔話に花が咲いて非常に良い時間を過ごすことができたと感じているてぃーやです。
さて連日世界バスケが開催されていますが、今回は中国開催なので寝不足にならなくて済んでいるのが非常に嬉しいです。
そして日本も第二戦が行われました。
初戦にトルコに世界との差を見せつけられた試合となりましたが、決勝ラウンドに進むためには切り替えて絶対に勝たないといけないゲームでした。
対して対戦相手のチェコも初戦にアメリカに敗れていますので決勝ラウンドへの望みをつなぐためには絶対に勝ってトルコ戦へと弾みをつけたい一戦になりました。
早速今回の結果を見ていきましょう!
日本(48)VSチェコ(24)
1P 18-18
2P 40-45
3P 55-64
4P 76-89
となっております。
試合の戦評
試合の前半・後半とでゲーム内容がかなり大きく変わった試合でした。
前半はスコアが表している通りかなり競った展開になっており日本も後半次第ではもしかしたら勝てるのでは・という期待感を持たしてくれました。
ただ後半に関してはチェコがギアを上げるというか強度を上げてきて日本を圧倒しました。
1P
まず1Pに関しまして、チェコのシュートのタッチがまだあっていないのかなという展開になりましてスコアを中々動かせなかったチェコに対して、日本は田中選手が誕生日ということもあり非常にシュートタッチが良く互角の内容でした。お誕生日おめでとうございます!
またしっかりとリバウンドにも勇気を持って飛び込めているし人数をかけて取りに行っていると感じましたのでここはトルコ戦から改善されたという良い部分を垣間見ることができました。
日本も立ち上がりから集中してしっかりとチュートチェックにもディフェンスの意識も高く集中して臨めているので立ち上がりは欲を言えばリードしたかったかなと行った印象ですが、非常に良い感覚でしたね。
2P
少しずつ自力の差を感じました。八村選手が危険と見たチェコがとにかくトルコと同様に八村選手への圧力を強めるのと同時に八村選手に対して積極的にヘルプ・ダブルチームを仕掛けるなどディフェンスで策を講じてきました。
圧力に屈してしまうシーンもありましたが、ファジーカス選手のハイポスト経由からのゴール下への八村選手への合わせるプレイであったり、フリースローを獲得するプレイであったりでなんとかチェコに食らいつく素晴らしいオフェンスを展開していました。
ボールを積極的に動かしていたし、ハイローのプレイなど、しっかりとズレを産んでからのオフェンスはチェコにも通用していました。
課題があるとすればディフェンスでしょうか?
チェコのオフェンスは非常にシンプルでピックアンドロールから
ドライブイン→ディフェンスが来なければそのままレイアップ
→ディフェンスが来れば空いたマークマンにパス→スリーポイント
と行った非常にシンプルでした。
またファジーカス選手がスピードに大分難が有りますのでファジーカス選手とマークマンをピックでスイッチしてから1on1を行うなど、日本が付かれたくないところを積極的に狙ってきました。
また外れても良いから、後半にしっかりと結果を残すためにフリーであればとにかくスリーポイントを打ってきたのも非常に印象的でした。
点差こそはさはほぼ有りませんがスリーポイントのアテンプトの差が如実に表れていました。
トルコ:7/15
日本 :2/6
現在の世界のバスケットのスタイルを取り入れいているのがチェコ。
それに対してオーソドックススタイルの日本といった感じですかね。
ラマス監督の戦い方のスタイルもあると思うのですがセットオフェンスが弱い日本が改善しなければいけない課題というのがもしかしたらここに表れているのかもしれませんね。
3P
さて3Pです。ここから上記でも記入した通りで前半はある程度日本に自由にボールを持たしてくれていたチェコのディフェンスが全体にかなり圧力をかけてきました。
ボールホルダーでない選手へのパスを限定してオフェンスを限定させました。
これによって日本のオフェンスが死んでしましました。
ドリブルが多くなってしまう、パスが出ない、パスが出ないと他の選手の足が止まってしまう、オフェンスの躍動感がなくなってしまう結果的に苦しいシュート打たざるを得なくなってしまうと行った展開が続きました。
何とか八村選手のリバウンドからのシュートであったり、ミドルシュートで何とか食らいついていきましたがそれ以外では完全にチェコに屈してしました。
それに対してチェコはディフェンスから流れをつかみましたね。
早い展開に持っていくこともできれば8番のサトランスキー選手がさすがNBA選手と言わんばかりの落ち着きとゲームメイクで完全にゲームを支配しましたね。
またこの辺りからリバウンドが取れなくなってきました。
チェコの217cmのセンターに対してファジーカス選手がファウルトラブルで引っ込んでしまう時間も重なって完全にゴール下の制空権を取られちゃいました。
チェコとしては完全に後半にゲームを絞っていたような気もしました。
4P
ラストです。後半も完全に日本のオフェンスが機能しませんでした。
良かった点としては篠山選手のペネトレイトからのフローターであったり、パスを捌いてからのスリーポイントなど単発単発で良い点が見られましたが、試合で通して見るとどうしてもなぁと感じる部分がありました。
それに対してチェコはとにかくランが目立ちました。
ディフェンスからの早い展開からのイージーバスケットで得点に苦しむことはありませんでしたね。
日本としては最後までオフェンスに苦しみましたし、ディフェンスでも人を守るのか、リングを守るのか?
と行った混乱が常にコート上にはあったと思います。
その混乱から簡単にスコアされるなど追いつきたくてもどうしても追いつけなかったのは徹底できていなかったからだという印象を受けました。
ただやはりサトランスキー選手の無難なゲーム展開からのチェコの総合力に屈し完全に完敗でした。
来シーズンのブルズのサトランスキー選手に注目します!
世界との距離がこの2試合でより明確になったと思います。
そして最後のアメリカ戦です。
私も学生時代にバスケットをしていましたので今後の日本のバスケット界の発展のためにも最後のアメリカ戦には個人のレベルアップのためにも・Bリーグのためにも全身全霊で魂をコートにおいてくるぐらいの気持ちで臨んで欲しいです!
現場からは以上でーす!