世界バスケ日本代表の総括!今後の代表への提言! 信じてるからこそ!
みなさんこんにちは!
いよいよ世界バスケも佳境を迎えて、祭りもいよいよ終わりが近づいてい非常に寂しい気持ちと最後まで駆け抜けようという気持ちが同居している男てぃーやです。
さて本日は先日記載しました日本バスケット代表の世界バスケの個人的な総括を行いたいと思います。
大会の結果は5戦全敗といった結果でした。
内容としては非常に残念で仕方ありませんが、今後のBリーグの発展であったり、NBAでさらに腕を磨くであろう八村選手であったり、渡邊選手のレベルアップをすれば世界とより近づけると思いますのでそこまで悲観はしていません。
上記の選手に加えて、アメリカ戦では18得点をマークした馬場選手・大会中非常にスリーポイントの確率が高く器用になんでもこなしていた田中選手。
今大会怪我で出場することができなかった富樫選手・辻選手など今後のますますの発展に期待できる選手が多いので今後も期待したいです。
・代表強化のためにどうすればいいのか?
では代表の強化のためにはどうすればいいのでしょうか?
個人的にはもっと世界と戦うということを経験すればより世界と近づくことができると思っています。
誰もが憧れるNBAという世界に入るためにレベルアップするというのが現在の基本的な考え方なのかなと思うのですが、その門は非常に狭きものがあります。
毎年サマーリーグを経験してその糧をBリーグに還元すればよりリーグ全体の発展につながるから非常にリーグとしては有意義だとは思うのですがそれで果たしていいのでしょうか?
まだBリーグが創設されて3年ですが、非常に人気で健全なリーグなのは間違いありませんが、リーグのレベルとしてはまだまだだと思います。
そこでトップの選手がしのぎを削ってレベルアップを図り、NBA入りするというビジョンがまだ全然はっきりとは見えません。
かつて日本人選手がNBAのドラフトにかかるということは不可能だと思っていたのですが、八村選手がその常識を覆してくれたということもあって絶対に不可能ではありませんが、現段階では限りなく可能性としては低いと思われます。
そこでまず提案することとしては
海外への挑戦
です。
海外のリーグに参戦するべきだと個人的に思います。
お手本としてはサッカー日本代表がもろに当てはまるのと思います。
Jリーガーが代表の基本であったのが、現在は海外組の方が圧倒的に数として多いと言う構図を10年ぐらいのスパンでできればと考えています。
もっと年数がかかるとは思っているのですが、バスケットはサッカーと比べてベンチに入る人数が少ないからここでは10年として考えています。
海外と言えば栃木の比江島選手がオーストラリアに参戦したように海外選手の体の大きさであったり、ウイングスパンの長さや、プレッシャーの強さを肌で感じ、常に世界基準というものに身を置いていることが大事だと思います。
ギリシャのパナシナイコス・スペインのバルセロナなどサッカーでお馴染みのチームのバスケット版というのも存在しているし、報道が限りなくゼロに近いがバスケのチャンピオンズリーグもあります。
最高峰のNBAに飛び級で参加できればそれが1番手っ取り早いと思いますが、その舞台に匹敵するであろうヨーロッパやオーストラリアなどBリーグよりもさらにレベルの高い舞台にかつてドイツの2部に渡った石崎選手のように挑戦するような選手がいてもいいかもしれませんね。
そして個人的にはもう1つ
スタイルの確立
です。
今大会の日本代表を見ていると未だにリバウンド問題を解決するに至っていません。
正直にいうと体格で劣る日本人がこの問題を解決することは一生できないと思います。
じゃあリバウンドは諦めるのかと言えばそうではありません。ここでスタイルの確立と関係するのですが、もっとスリーポイントを積極的に多用して得点をもっと取れるように改善するのと同時に、ロングリバウンドで非常にリバウンドを取りにくい状況にさせることが体格で劣る日本人が目指すべきポイントだと思っています。
参考にするのであればこの大会でボコボコにされたアメリカであったり、ニュージーランドです。
特にニュージーランドは早い展開に持っていくことができればシュートセレクションなど関係なくとにかく撃ってきます。
この長距離スタイルはGSWのカリーであったりトンプソン然り、HOSの髭であったり最近のスタイルです。
それに対して日本は未だに相手のスコアを70点に抑えて粘りつよくスコアしていくオーソドックスの展開を採用しています。
決してこのスタイルを否定している訳ではありません!
私も高校時代このスタイルのバスケットをしていたから非常に好きな展開で間違い無いのですが、大会を通じてセットオフェンスになれば日本はなかなかスコアに苦労していたと思います。
時間を使ってポイントガードがボールを保持してインサイドプレーヤーにボールを預けて得点するかつてのアイシンみたいなバスケットです。
柏木桜木ラインが個人的にはめちゃくちゃ好きでしたね。w
しかし実際はピックもなかなかかけることができない、圧力に屈してしまうなどのシーンがよく見られました。
弱者相手にこのスタイルは非常に有効的だと思いますが格上相手には通用しないことがはっきりとわかりました。
またモンテネグロ戦もスリーポイントがゼロという展開も非常にあってはならないと思います。
もっとフリーな展開で自分のタッチを合わすためにも積極的なスリーポイントの応酬をするスタイルでいいのではと感じました。
外が入り出せば八村選手・渡邊選手にかかる負担も減るし、外を警戒すればそのぶん中が開くからドライブインの成功率も上がります。
また上記でも記載しましたが、ロングリバウンドになればどこに落ちるかが予想しにくくなりセンター同士のリバウンド勝負の数も減り、ガードでもリバウンドを拾う展開になることも想定すれば二度三度とオフェンスを行う可能性が出てくることも考えれば日本にあっているスタイルなのではないのかと思います。
この大会を通じて世界との差を見せつけられましたが、それでも学生時代から行ってきた好きなバスケットの僕たちの代表が確実に成長していて、いずれ世界を相手に勝利をあげる日が来ると信じているからこそ、今後ももっと発信していきたいと思います!
現場からは以上でーす!