本日の積み上げ58日目。福大大濠高校VS北陸高校!ウィンターカップ決勝の切符を手にするのは?
みなさまこんにちは!
ラーメンを食べて数時間してから急にお腹が痛くなって確実にカプサイシンを取り過ぎでお腹にもラーメンにもイライラしているてぃーやです。
さて本日もバスケットを観戦しましたのでそちらの試合のレビューをしたいと思います。
本日観戦しましたのはウィンターカップ福岡大付属大濠高校VS北陸高校です!
昨日は似たチーム同士の対戦ということもあったのですが本日の試合はチームコンセプトが全く違ったチーム同士の対戦です。
まず大濠はチームがタレント集団で個々の能力が非常に高いチームです。
どこからでも得点することができるのですがその中でも横地君という中でも外でもなんでもできる素晴らしい選手がいるのが特徴です。
それに対して北陸は留学生のダンテ君を除いてコートにいる全員がスリーポイントを打てます。
チームとして1試合で40本のスリーポイントを打つということを決めてるそうでアウトサイドに絶対的な自信を持っているチームです。
またメンタル的にも大濠は福岡対決で福岡第一と決勝戦で並々ならない思いがあるのに対して北陸もインターハイの借りを返すためにその挑戦権を得るために絶対に負けられないというお互いに負けられない戦いがあるので非常にメンタル的にも楽しめる一戦となりました。
さあ試合を見ていきます!
まず第1ピリオドです。
北陸は昨日の明成高校戦同様にアウトサイドを中心に攻めていました。
特に高橋君がスリーポイントを含む12得点と昨日の勢いをそのままといった感じでした。
オフェンスのシステムにもシューターを活かす布陣で45度にシューターを配置し、コーナーにさらに2人シューターを配置します。
そしてダンテ君をボールホルダーとは逆サイドのローポストに配置します。
上2人でディフェンスを揺さぶりながら隙があればスリーポイントを狙いつつ、カットインに対して大濠のディフェンスが収縮すればコーナーに配置しているシューターにキックアウトするといった非常にシンプルな攻めを展開していました。
またダンテ君がピックに行けばインサイドをガラガラにしてスペースを生み、そこにカットインするといった構図になっていました。
それに対して大濠も西田君が非常に良いシュートタッチから10分間で14得点をたたき出しましたので非常に素晴らしいシュートタッチでした。
大濠は基本的には全員でパスを回しながらというオフェンスにですが、横地君を中心に攻めを展開していました。
横地君がトップでボールを持つこともあればポストから探りながら自らポストプレイ・ディフェンスが来ればキックアウトといったこちらも非常にシンプルな攻めをしていました。
シンプル同士ですが大濠は外も内もディフェンスを揺さぶりながら
北陸はアウトサイドを中心といった非常に特徴が見られた10分間でした。
第2ピリオドです。
ここで差が生まれます。
ピリオドの半分ほどで北陸がタイムアウトを取ってから流れが変わります。
大濠がディフェンス自体は変化していませんが圧力のギアを変えましたね。
タイトなディフェンスをよりタイトに変えましたね。
シューターに対してチェックが早くブロックするのではないのかというぐらい飛んで北陸に圧力をかけていました。
素晴らしいディフェンスは素晴らしいオフェンスを生みます。
そこから一気にリバウンドから早い展開から速攻で走れるようになりましたね。
ぐんぐんと点差を離しつつ一気に大濠の展開へと変化させました。
また走るだけではなくオフェンスも木林君が外に広がりファイブアウトへと変化させました。
ダンテ君が外にスピードに不安があるのか出ることができませんので、外のシュートもうまい木林君のスリーが決まるようにもなりました。
完全にインサイドを開けることによって横地君もカットインするのにも十分なスペースが生まれていましたね。
まさになんでもできるということを示したと思います。
第3ピリオドです。
一気に大濠の勝利が確定しましたね。
いきなり北陸のミスを誘いながら走ってもよし・外から射抜いてもよし・合わせてもよしとチームの完成度の高さを垣間見ました。
大濠は横地君がトップで持っても良いし、ポストにボールを落とすことにもできていますので北陸ディフェンスを揺さぶることに成功しました。
それに対して北陸は外に強みがあるのでチームスタイルなので理解できるのですが少し外一辺倒になりすぎたのかなという印象があります。
外から打つことに意識を置きつつ、ディフェンスのチェックが早いためにカットインを試みるのですが大濠のヘルプも早くキックアウトすることもできませんでした。
的を絞ることに成功した大濠が一気に流れが生まれましたね。
残り時間2分弱になったところで初めてダンテ君を使ってピックアンドロールからダイバーに対して合わせるパスが出ましたので非常に良い合わせを披露していました。
外外と意識が外に行っていたところをインサイドを使うことが非常に有効でしたね。
ダンテ君が前半0点ということでチームのコンセプト的にはダンテ君は点を取らなくても良い役回りだと思いますが、外に北陸としては比重を置きすぎてしまった感がありますね。
そして最終ピリオドなのですがもう点差がついてしまっていまして大濠サイドとしては気楽にバスケットができていたと思います。
木林君が特に目立っていましたがスリーポイント、インサイドへの合わせなど高さのある相手にも全く苦になっていなかったのが印象的です。
最後は思い出作りの時間になりましたが北陸高校の選手の涙は非常に印象的でしたね。
ゲームは中盤から完全に流れに乗った大濠が北陸を圧倒したと行った感じですね。
連続得点をされては流れが完全に傾いてしまいますので、それを防ぐためにチームは目線を変えるためにゾーンディフェンスをしたり、ディフェンスの圧を強めたりするのですが、北陸は疲れもあったと思いますが自分たちのしたいバスケットができていませんでしたね。
それもあって悔しさからか涙を流していました。
北陸の高橋君は明成高校戦でもディープスリーを沈めるなどスリーポイントが得意な選手で今後も必ず成長できるはずなので次のステップでも頑張って欲しいです。
そして大濠高校はこれまで第一に対して苦杯を舐め続けましたので、明日は最高の舞台でリベンジして欲しいです!
現場からは以上でーす!